たまくんとの勉強日記

中学受験を最終目標とした長男タマくんとの勉強日記です。まだ低学年ですが、通塾などの習い事を通してタマくんの成長をご紹介しています。

サピックス 親子の合格体験記を読んで思ったこと

サピックスでは、受験した家庭を対象に体験記を募り、冊子にして毎年配ってくれます。

タマくんも先日の授業で配布されて家に持ち帰ってきました。

合格体験冊子

この体験記は、受験に挑んだ子供と、それを支え続けた保護者が、それぞれの視点で感じたことを紹介してくれるので、私もきちんと拝読して、参考にさせて頂いています。

体験記とともに、どの中学に合格したかも紹介されているので、生々しいですよね。

各冊子、それぞれ150ページほどあるので、ボリュームも満点。とても、読みごたえがあります。

・入塾時は偏差値20~30台だったが、最終的には開成や桜蔭に合格
・小学六年生の夏までは最上位クラスだったのに、そこから急転降下
・常に成績はジェットコースーターで安定せず
といったエピソードが沢山紹介されています。

当然、家庭毎に物語があるので、同じ話はありません。

ただし、読み進めていくと、親子共に言うことに共通点があることがわかります。

・いろんな教材に手を出さず、一つの教材をやり続けよう!
・毎日、きちんと勉強しよう!
・親子ケンカは絶対やめよう!マイナス効果しかない。
・勉強以外にも、好きなことはやり続けよう!息抜き大事。

といった所でしょうか。

頭ではわかってますが、そう上手くいかないのが現実。
上記をきちんと出来れば、誰も悩みません。

ですので、保護者の体験記には後悔の念などもあり、私の悩みも最後まで解決することは無いんだなと思い知らされます。

そして、低学年からの通塾。
これも、人によって結果は違います。

 

 

最初から最後まで最上位クラスにいる子もいれば、最初は上位クラスにいたのに、学年が上がるにつれ、クラス落ちしてしまう子。その逆もしかり。そして、次こそはクラスが上がるはずと信じ続けたが最後まで浮上することが出来なかった子。

同じ時期から勉強を始めたのに、どうしてこうも変わるのだろう?と感じます。

持って生まれた力の差なのか?家庭学習の時間の違いなのか?他にも個別指導を受けているのか?など、色々と考えながら読んでいましたが、私の中で一つの結論が出ました。

結果を出している子は、「自分の意志で勉強している子」。そうでない子は「勉強をさせられている子」。

当たり前と言えばそうですが、やはりとても重要な要素だと思います。

うちのタマくんは、間違いなく、「勉強をさせられている子」に分類されるでしょう。このまま、進んでも、いつか限界を迎えそうなので、タマくんには何故勉強が必要なのか。将来何になりたいのか。夢をかなえるには何が必要なのか。など、もう少しきちんと考えさせたいと思います。