タマくんの日々の勉強を見ている中で悩みの一つが漢字の勉強です。
はっきり言って、タマくんは漢字が好きではありません。ですので、覚えてもすぐに忘れます。対策として、漢字の部首など、意味もしっかりと教えているのですが、それでも、すぐに忘れてしまいます・・・。
漢字は中学受験にとって、非常に重要です。しっかりと取り組み、得意分野にすれば、国語自体の点数も安定します。
サピックスからも、毎日励むよう、漢字の問題集が配布されていますが、算数と違って正答率が芳しくありません・・・。
そこで、漢字の勉強方法を変えてみることにしました。そして、どんな方法がいいかなと考えて思いついたのが、ゲームです。理由は以下の通りです。
・ゲームであれば、楽しく学習できそう
・私も、毎日漢字の勉強に付き合えるほど暇ではない
早速、検索すると、予想通り、目的のゲームが多々販売されています。その中で、口コミ等を考慮し、選定したのが、任天堂の3DSソフトである『たのしく・おもしろく漢検小学生』です。
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すぐに自宅に届いたので、タマくんに見せる前に、まずは自分でプレイしてみました。
気になるのは、『タッチペンで書いた文字を、ソフトがどれくらい認識してくれるか?』です。こういったソフトでは、肝の機能ですよね。
最初の感想としては、「ダメだ。使えない。失敗した。」です。(この感想、後ほど、撤回します)
理由は、文字によっては何度書いても全く認識されないからです。私の字が下手なのかと思い、妻のエイミーにも、認識されない文字を書かせてみました。結果は同じで、全く認識されません。どんなに丁寧に書いても上手くいかないので、こんな状態でタマくんにプレイさせても、逆効果。すぐに飽きて、二度とプレイしなくなるのが目に見えてます。
やはり、ゲームで漢字勉強は、まだ無理かと思いながらも、諦めきれずにプレイしていると、あることに気づきました。
認識されない文字は、『学・水・通・子・近・遠』などです。これら文字には、共通点があることにお気づきでしょうか?
これに気づいた時、このソフトは「すげー、良く出来ている」と感動してしまいました。使えないとか言って、本当にスミマセン・・・。
上記答えですが、『学・水・通・子・近・遠』などは、本来は2画で書かなければいけない所を、ペンだと離さずに、ついつい一画で書いてしまいやすい文字達なのです。
例えば『しんにょう』。3画で構成されてますが、ペンで書くと、ついつい下のニョロニョロした部分を一筆で書いたりしませんか?
まさかと思い、3DSで実践。きちんとタッチペンを画面から離し、2画で書くと、きちんと認識されました。わざと汚く書いても認識されます。
このソフトは、画数などもきちんと学習できる、素晴らしいソフトであることがわかりました。
「これは、いける!」と思い、早速、タマくんに紹介。「ゲームだけど、これなら毎日やっていいよ。」(我が家では、ゲームは休みの日に2時間と決めています)と話すと、やってみようかなと興味を持ち、プレイし始めましたが、すぐに、全然文字を認識しないと騒ぎ始めました。
ニヤリと思いながら、
私:「きちんと書かないからだよ。そのゲームは画数もきちんと見てるから。一筆で書かずに、きちんと一度ペンを画面から離しなさい。楽するからだよ!」とアドバイス。
無事、認識したようで、毎日プレイしてくれています。
正答率なども、簡単に確認出来るので、私の漢字勉強管理も、大幅に効率化されました。漢字の問題集を買わなければ、すぐに元をとれますし、今のところ、この買い物に大満足です。
飽きないことを祈りつつ、見守りたいと思います。