先日、サピックスで確認テストが実施されました。
過去数回の授業の範囲から問題が作成されるテストで、結果によってクラスの昇降も実施されます。
範囲が決まってるので、テキストを一生懸命復習すれば、軽く点が取れる。
一般的にそう思われるかもしれませんが、なかなかそう上手くはいきません。
サピックスも簡単には点を取らせてくれないのです。
確かにテキストと似たような問題は出ますが、必ずと言っていいほど、一ひねりいれてきます。それゆえ、難度が上がり、本質を理解していない子は、かなり苦戦する内容となっています。
そこで、単に難しい問題を解くのではなく、基礎問題を中心に「何故そうなるのか?」を追求する勉強方法に切り替えました。
そして迎えたテスト当日。機嫌だけは損ねないよう、気を使いながらサピックスに向いました。
本人も、少しづつ自覚が芽生えてきたのか、「クラスは落ちたくない」と主張します。
その気持ちがあれば大丈夫かなと思い、会場で別れました。
約2時間後、いつも通り、元気よくサピックスの校舎から飛び出てきました。テストのあとのサイエンスワークショップが、かなり楽しかったようでご機嫌です。
実験の内容を事細かに説明してくれて、家でもやるんだと「材料ある?」と聞いてきます。
はいはいと思いながら聞いていると、テストの感想を言い出しました。
算数が特に難しかったと主張します。2年生の時と比べると問題数も増えたようで、「時間内に全問解いた奴いたら絶対天才!」と興奮気味に説明してくれました。
確かに家に帰って問題を見ると、2年生の時と比べ、難度が上がっています。少しずつですが、中学受験に向けて、ギアを上げてきてると実感しました。
テスト結果はすぐに公開されました。
まず平均点ですが、予想通り、算数・国語共に低かったです。
◆サピックス 6月の確認テスト(小学3年生)
受験者数:4,497名
国語(平均点):53.8点
算数(平均点):50.0点
2科目平均点:103.8点
範囲が決まってるテストだったのに、多くの子達が苦戦する結果となりました。
気になるタマくんですが、意外にも、良く出来ており、両科目とも余裕で平均越え。
「どうしたタマくん!?」と言いたくなるくらい、よい出来でした。
前回の組分けテストでもそうですが、算数・国語共に基礎問題となる大問1、2を確実に取れるようになってきたのが大きいです。
また算数では難度の高い問題も正解できるようになり、国語も苦手な記述で、しっかりと点をとってます。記述なんて、いままで0点ばかりだったので、ここで20点近くとれるようになったのは、かなり大きいです。
まだ3年生なのでαクラスはありませんが、偏差値では初のα領域に到達。
入塾時は偏差値40台。勉強しても、なかなか上がらず苦労しましたが、ここにきて初の大台越え。
まぐれなのか、実力なのか。来月の組分けテストで試されそうです。