たまくんとの勉強日記

中学受験を最終目標とした長男タマくんとの勉強日記です。まだ低学年ですが、通塾などの習い事を通してタマくんの成長をご紹介しています。

自分の中学受験時を振り返ってみました!③

思い出してみると、なつかしくて、ついつい長くなってしまいました。
前回、前々回とご紹介してきた、【番外編】私の受験日記の最終回です^o^

試験直前にあろうことか風邪を引いてしまいましたが、第一志望校はなんとか受験。しかし、二日目の第三志望校では試験中にダウンし、その後保健室で受験することに・・・。

想定外が続いた受験でしたが、とうとう第二志望校の受験を残すのみとなりました。

試験当日、朝食を済ませ、一人で学校に向いました。
この時は、どの学校の結果も発表されてませんでしたが、自分の感触では、全滅だろうと思っていたので、かなり緊張して試験に向いました。

絶対に負けられないと思って挑んだ試験でしたが、ちょっとした奇跡がおきました。国語の長文で知ってる文章が出たのです。私は算数で稼いで苦手な国語を補うタイプだったので、これはかなりの奇跡でした。知ってる文章だけに時間を有効的に使えたのが功を奏し、かなりリラックスして試験に臨めました。

ちなみに「同じ文章が出た」という話は、色々な方のブログを見ていると、しばしば目にします。これって奇跡ではなく、塾の実力なのかもしれませんね。

色々あった私の中学受験はこうして幕を閉じました。あとは結果を確認するのみです。

その結果ですが、2勝1敗。第一志望校は残念ながら落ちましたが、保健室で受験した第三志望が合格だったのは驚きでした。

あとは進学先を決めるだけです。とても良くしてくれた第三志望校の印象が良かったのと、塾や小学校で同じクラスだった子が進学することを知ったので、心引かれましたが、第二志望校の方が家から近いし、偏差値も上で大学進学実績も伸びているので、絶対にそっちに行った方がいいと塾の先生や両親から説得されたので、第二志望校に進学を決めました。

 

 

中学に進学すると、すぐに新しい友達が出来ました。一番仲良くなった友達は、いきなり学年でトップクラスの順位をとる強者でした。彼とは馬が合い、家も最寄りの駅が同じだったので土日も良くお互いの家で遊びました。そんな彼から聞いた話では、中学に入っても毎日家で2時間は勉強していたとか。それでも一位を取れなかったことが悔しくて、もっともっと勉強したようです。

何故そんなに勉強するのかと聞くと、自分は日能研出身で、とある校舎のトップだったとのこと。残念ながら、志望校に落ちてしまい、滑り止めで、この学校に来たのでトップを取らないと気が済まないとのこと。すでに大学受験も見据えており、すごい奴だなと心底思いました。

私の成績は最初の頃は全体の1/3に入れるかどうかギリギリの順位でしたが、彼から中3になると、クラスは成績による選抜制となり、トップクラスに入らないと大学受験に向けて不利だと言われました。それを聞いて、私の中で何かが変わりました。スイッチが入ったかのように猛勉強を開始。なんとか中学3年進級時にはギリギリでしたがトップクラスに入れる順位となり、高校1年の後半では学年一位を取れるほどまで学力を上げることが出来ました。(一回だけでしたが・・・)

第二志望だった学校に進学して一番運が良かったのは、彼と一番の友達になれたことでしょう。彼に追いつき、追い越したいという思いが勉強の励みとなり、頑張ることが出来ました。定期的に実施される学力試験では朝まで勉強したりして大変でしたが、数点を競う争いにハイなテンションとなり眠気も感じず、楽しかったです。当然、彼とは大学、そして社会人になってからも交流が続いています。

タマくんにも、そのような出会いがあるといいなと思います。