先日、早稲田大学高等学院の学園祭に行ってきました。
この学校は、言わずと知れた早稲田大学の付属校です。系列校と異なり、卒業さえ出来れば全員が無条件で早稲田大学に進学することが出来ます。医学部が無いので、日本医科大学と協定を結んでおり、同大学へも２名の推薦枠を持っています。
私は中学受験をするにあたり、大学付属ではなく出来れば進学校に進んで欲しいと思っています。中学の時点で子供の上限を決めたくないからです。そして、出来れば環境が整っている国立の大学に進学して欲しいという想いがあります。自分の母校に行ってくれたら、嬉しい限りです。
一方、妻のエイミーは早稲田の付属・系列校に非常に興味を示しています。雑草育ちのためか、慶應は肌に合わないようです。
会社の同僚からも学校見学は低学年のうちに色々と行った方がいいとのアドバイスもあり、今年１校くらい見ておこうかと思ったので、家族４人で足を運んでみました。
20年ぶりくらいに西部新宿線に乗りました。最寄り駅は上石神井駅で、降りると、既にすごい人。みんな、お目当ては同じようで、迷わずに着くことが出来ました。学校の入口はちょっと狭いですが、しばらく一本道をまっすぐに進んでいくと、敷地が広がります。中はとても広かったです。グランドも複数あり、洋弓場やアーチェリー場、ゴルフの練習場までありました。緑も豊かで６年間、子供が過ごす環境としては文句無しですね。大学受験も無いし、伸び伸びと学校生活を楽しめそうです。
学生達の様々な催しがありましたが、弟のフガタンクは鉄道研究部のジオラマに大興奮。まさか、中学の学園祭で２歳児がこんなに喜ぶとは夢にも思いませんでした。
一方のタマくんですが、理科部の生物班、化学班、物理班の催しが気に入ったようで、ずっと見ていました。質問もしていました。小学２年生相手に親切に説明してくれた学生の皆さん、本当にありがとうございました。
１時間程度の見学予定でしたが気づくと３時間近くたっていました。帰ろうと言っても、嫌だということで、二人ともかなり楽しんでくれたようです。
生物が大好きなタマくん。自然豊かな、この学校を大変気に入ったようで、まさにエイミーの作戦勝ちといった感じです。帰り際に、「あの学校は難しそうだね。計算ミスしたら落ちる？」とタマくんが話しかけてきました。中学受験のこと、タマくんには一切話していませんが、サピックスに通い始めたこともあって、タマくんも、うすうすと中学は試験を受けないといけないと気づき始めているようです。是非、このような名門校から合格をもらえるよう、頑張って欲しいものです。
