たまくんとの勉強日記

中学受験を最終目標とした長男タマくんとの勉強日記です。まだ低学年ですが、通塾などの習い事を通してタマくんの成長をご紹介しています。

住宅を購入された方は要確認。不動産の抵当権奪還で知ったこと!

以前ブログに少し書きましたが、我が家は10年前に都内に戸建てを建てました。

土地から購入して家を建てたので設計にも口を出せたことから、間取りを4LDKから3LDKに変えて部屋を広くしたり、好きな設備を選んだり、棚などの収納は一部DIYで対応するなど、自由に出来て、それはそれで良い経験であると共に楽しかったです。

住宅ローンも35年で組みましたが、長々と借金するのは嫌だったので、住宅ローン控除が終了したのを機に、今年の一月に一括返済しました。

返済を終えて、綺麗な身になったと思っていたら、そうではありませんでした。完済後、しばらくすると金融機関から一通の封筒が届きました。

なんだろうと思って確認すると、ローンを完済したので設定していた抵当権を返すという内容でした。この抵当権、設定するときは銀行自ら行ってくれましたが、返す際は自分でやってねというスタンスでした。現金ですよね。

手続きは一般的には司法書士に依頼する形となりますが、どの事務所に頼んでいいのかわからないので、銀行お抱えの事務所の紹介もありましたが、なんでも自分でやってみないと気が済まない性分なので、法務局のHPで勉強して自分で書類を作成し、変更手続きをしました。

その際に感じましたが、この国の行政の在り方がなんて非効率なんだとガッカリ。人手不足や財政難と言われていますが、もっとDXで効率化ができる。ほんと無駄が多いなと感じました。

まず驚いたのが銀行の抵当権を削除する書式には現行の住所で申請しないといけません。ただ住宅を購入する際は、まだ引っ越しをしていないので、前住所で手続きをしています。なので、購入した不動産の住所は旧住所のまま。区役所に転居届だしてるんだから、自動で連携してよと文句を言いたくなります。マイナンバーに期待。

しぶしぶ住所変更の申請書も作成。証明書が必要なのでコンビニで住民票も取得。抵当権抹消の申請書も作成し、銀行から受け取った委任状(銀行の権利を抹消するので銀行の同意が必要)も完成させ、法務局に出向こうと思ったら、まさかの完全予約制。

なんだとーと思いましたが、文句を言っても進展しないので電話してアポ取りを試みるも、回線混雑でつながらない・・・。どうなってるんだ。この国の行政システムはとあきれ果てます。せめてWEBで受け付けようよ。WEBで。

 

 

何度かトライしてやっとつながり、アポを取得。当日訪問すると、客なんて誰もいない。そりゃそうだ。完全予約制ですからね。職員さんもかなり暇そうで談笑しています。なんだかな。

私が来ても誰も声をかけてくれないので、こちらから「すみません」と言って職員を呼び出し、やっと受付をしてくれました。

作成した書類を提出すると、「ご自分で作られたんですか?」と質問をうけたので「そうです」と返答すると、本人確認が行われ、確認するので尚早お待ちくださいとなり、10分ほど、待ちました。

その後、職員の方から「たぶん大丈夫だと思います。このあと、正式に審査にまわしますが、完了するまでに3週間ほどかかります。書類に不備がありましたら、お電話させていただくので必ず出てください」と言われ、さすがにカチーンときました。

そうならないよう、あなたがこうして確認してるんでしょ。多分大丈夫ってなんだ!と文句を言いたくなりましたが、カスハラと言われても困るのでぐっと堪えました。民間では考えられない対応ですね。

その後、3週間電話はならず、無事審査を通過して、正式に登記完了証を受領しました。これで我が家の不動産の登記はきれいな状態となり、すっきり。

行政書士に依頼すると、そこそこの費用がかかるようなので、ういたお金で家族で美味しいものでも食べに行こうと思います。