たまくんとの勉強日記

中学受験を最終目標とした長男タマくんとの勉強日記です。まだ低学年ですが、通塾などの習い事を通してタマくんの成長をご紹介しています。

中学受験を「目的」にはしない!

サピックスからも要請されているので、私なりにですが、タマくんの志望校を考えています。

まだ四年生なので、現状の偏差値は度外視し、校風や教育カルキュラム、大学進学実績や通いやすさなどを加味して検討しています。

私が物事を考えるうえで、大切にしていることは、「目的」と「手段」をきちんと区別することです。これを間違えると、何事も上手くいくとは思えません。

では、中学受験は、「目的」と「手段」のどちらに該当するのか。私は「目的」ではなく、「手段」と考えています。

勿論、「目的」と「手段」は目線を置くレベル等によって相対的に決まる関係でもあるので、短期目線で中学受験を「目的」と位置づける考え方もあると思います。ただ長期目線ですと、やはり「手段」です。

なぜか。

それは、何のために中学受験をするのかを考えると整理出来ます。

皆さんは、何のために我が子を中学受験に挑戦させるのでしょうか。

難関中学や大学に合格させるためでしょうか?まさか、優秀な子供を持ったと自己満足したり、世間に自慢するためではないですよね?もし、こういった目的で子供に勉強を強いているのであれば、仮に中学受験で思い通りの結果を手にすることが出来たとしても、それはたまたま。子供の精神年齢が他者の子よりも、ちょっと高かっただけ。いずれ、本当に賢い子達に追い越されるのは時間の問題でしょう。

私がタマくんを中学受験に挑戦させる理由は、「彼の人生をより豊かにするため」です。タマくんの人生の充実が目的であり、中学受験はそれを実現する手段の一つでしかありません。なので、中学受験合格はゴールではありません。大学や就職も然り。

中学受験を通して、、長い人生の過程で
・結果を出す人間は必ず努力していること
・努力は一時ではなく、生涯し続ける必要があること
を学んで欲しいと思います。

これが私の短期目線の目的です。

そう考えると、サピックスに通っているからといって、御三家ありきで考える必要はなく、もう少し肩の力を抜いて他校を見ることが出来ます。

タマくんの人生をより豊かにするためには、どの学校がいいのか、もう少し考えてみようと思います。