たまくんとの勉強日記

中学受験を最終目標とした長男タマくんとの勉強日記です。まだ低学年ですが、通塾などの習い事を通してタマくんの成長をご紹介しています。

中学受験と英語

私の勝手な思い込みかもしれませんが、中学受験に挑戦されている家庭では、子供に英語の教育も行っている家庭が多いのではないでしょうか。

少なくとも、我が家は二人の子供に英語の教育を行っています。そして中学受験勉強が本格化する高学年の時、この英語とどう接するか、悩むと思います。

英語は中学受験の科目ではないので、英語を勉強する時間があったら算数を勉強した方が良いと、どうしても思ってしまいます。ただ、子供は大人と違い、脳がまだまだ未熟。やらなくなったら、ほんと見事にきれいさっぱり忘れてしまうので、我が家では量は減らしますが、英語も継続で勉強させ続けるつもりです。少なくとも合格している英検の学力は維持して中学に進ませたい!特に聴く力。英検でもリスニングはほぼパーフェクトの出来なので、失いたくないです。いつも文法はボロボロですが、リスニングで合格を勝ち取っています。スピーキングも英語学童に感謝です。

ですので、英語を継続することで、算国理社の勉強量が減り、結果、中学受験の志望校のレベルが下がる事態となっても、私は仕方がないと思っています。

それはなぜか。大学受験のためです。

私たち世代だと、英語ができることはスキルとして社会から評価されました。子供の頃から教育を受けていた子も少ないので多くの子達が中学から同時に学習をスタート。中高の6年間の勉強だけでも十分に大学受験を戦えました。でも、今は違います。

最近のわが社の新入社員は皆英語ができます。話せます。TOEICも900点代が普通。はっきりいって出来ることが当たり前となっています。もう一部の世界ではスキルではありません。彼らに話を聞くと、子供のころから教育を受けていたのが殆どです。帰国子女が国内教育組に負けて国際事業部に入れないなんて事態も生じています。ちなみに出身大学は旧帝大東工大、一橋が多いですね。

こんな子達と、大学受験時に高いレベルで争うとなったら、今から準備しておかないと、かなり厳しいかなと思います。

ですので中学の志望校のレベルが多少下がっても、私は英語を重視します。

技術がものすごい勢いで進歩しているので、 タマくんが大人になるころには、かなり精度の高い小型の翻訳機ができていることでしょう。AIもリアルタイムで会話できるようになってきましたしね。なので、生きる上では、もう中学レベルの英語学習で十分だと個人的には思います。

いっそのこと試験科目から英語がなくなってくれればいいんですけどね。