先日の日曜日にサピックスで組分けテストが実施されました。
新小学三年生での一発目の組分けテストです。
上限なくクラスの昇降が行われる恐ろしいテスト。さらに、今年度から入塾してきた新メンバーも参戦。二年生から通っている我が家にとっては、絶対に負けたくない戦いです。
といっても、実力テストなので、特別な対策は出来ません。2年生および最近習った3年生の漢字だけを復習してテストに臨むことにしました。
テスト当日、タマくんから話しかけてきました。
タマくん:「今日のテストでいい点とったら、これ買って欲しいんだけど・・・」
と言って、おもちゃのチラシを見せてきました。
値段は800円だったので、これでモチベーションが上がるなら、安いもの。
私:「いい点って、何点?」と聞くと、
タマくん:「合計で100点!」と低い目標を言ってくるので、一回目の交渉は決裂しました。
3年生の組分けテストは、算数100点、国語100点の200点満点で実施され、合計100点だと今までの経験上では偏差値50にも届きません。
サピックスのテストで偏差値50をとること自体、簡単ではないことは承知していますが、そこを目標にして欲しくはないので、目標点について協議しました。
105点、110点と小刻みに目標点を上げていくタマくん。そして、私の納得の出来る最低ライン120点で合意しました。すると、
タマくん:「今回のテスト、本気出すから!」と強い意気込みを発してきました。
今まで、本気じゃなかったのかと突っ込みたくなりますが、やる気を削いでも仕方がないので飲み込みました。
テスト当日、会場は凄い人でした。新三年生で相当数の子が入塾してきたと思われます。
タマくんに頑張るように話しかけると、なんだかブツブツ言っています。よく聞くと、普段私が注意していること(問題をきちんと読む、字を丁寧に書く等)を唱えていました。
何度言っても、注意を聞かないタマくんですが、記憶には残ってることが確認できたので、今後ガミガミ言うのは辞めようと思います。そして、なるほど、これが本気かと、ちょっと笑ってしまいました。
タマくんと別れて、駅前で一人時間を満喫すると、あっという間に時間が過ぎ、テスト終了時刻となりました。
会場から出てきたタマくんと合流。いつも「テスト出来た」と言われては裏切られているので、特にテストの話題には触れずに歩いていると、タマくんから、
タマくん:「テスト難しかった。120点は無理だと思う。」と元気なく話しかけてきました。
どうも、算数、国語共に時間が足りなくて、全問解けなかったようです。算数は大問一つ丸ごと、国語は長文問題で10問近く、白紙で終わったとのこと。
やっぱり、テストの感触なんて聞くもんじゃないと後悔しました・・・。
そして、木曜日にテスト結果の速報が出ました。
■サピックス 3月の組分けテスト(新小学三年生)
・算数の平均点:60.5点
・国語の平均点:61.0点
で、気になるタマくんの結果は下記の通りでした。
・タマくんの算数:70点代
・タマくんの国語:60点代
で合計140点超と、合格点をたたき出しています!
やはり、タマくんの言葉は当てになりません。悶々と過ごしたこの数日は何だったのでしょう。
内容の考察については、次回更新いたします。